WEST GIGANTIC CITYLAND 2017 ジャイガ

sumika

鮮やかサウンドにのせて溢れんばかりのアツい想いを

8/5 SATCOAST STAGE

海を望むCOAST STAGEに颯爽と登場して、爽やかな風を吹かせのはsumika。オープニングナンバー『Answer』でステージの幕を開けると、続けざまに『Lovers』を披露。片岡健太(vo&g)が陽気なアコギサウンドを鳴らしながら澄み渡る歌声を届けると、のっけから自然とフロアからはクラップが鳴り響いて、バンドとメンバーが共鳴していく。

「数ある夏フェスの一本として消費するのではなく…。今日は参加賞ではなく、一等賞を獲りに来ましたーッ!」と片岡が高らかに宣言して、淡い想いを力強いメロディに乗せた「ソーダ」を浴びせる。さらに片岡が「今日は皆さんの手拍子も、目線も表情も声も…、全部楽器に変えてみたいと思います!」と煽ると、今度はダンスチューン『カルチャーショッカー』で荒井智之(ds)が刻む四つ打ちのリズムに合わせてクラップが鳴らされ、フロアは波打ち揺れる大盛り上がり。たちまちにして熱気を帯びた一体感を生み出し、さらにアグレッシブな『ふっかつのじゅもん』で勢いをグングン加速させていった。

ここで、再び片岡が「YouTubeやツイッター、インスタグラムとか…、コミュニケーションをとれるツールが沢山あるけれど、今これだけたくさんの人が目の前にいてくれていること。家から一歩出て、ここまで来てくれていることがとても嬉しいです」とまっすぐ喜びを伝える。

続けて「音楽のいいところといえば、スマホやパソコン辞書や写真のアルバムと違って持ち歩かなくても、記憶や心に焼き付けて忘れなければ目を閉じた時にいつでも思い出して見返すことができること。それが音楽のいいところだと思います。ここで、あなたの人生を変えてみたい。そうじゃなければ今日ここにいる意味がないと思います。嘘でもなんでもなく、命を削って歌います!」と訴え、『「伝言歌」』を全身全霊で放った。すると観客も大合唱でバンドの気持ちに応えるクライマックスに。楽曲に乗せた想いが確実に観客へと伝わった、そんな多幸感溢れるシーンを巻き起こし堂々とステージを後にした。

Writer 大西健斗、Photo Shingo Tamai


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