暑さが頂点に達する頃、舞台に飛び出て来たのはDJ FUMIYA。キレッキレのトラックを鳴らし、メンバーをステージ誘い出す。そしてまずはガツンとハイスピードのラップをリレーする『Super Shooter』をお見舞い。そして畳みかけるように『JUMP』を続け、メンバーは「はい、こちらの皆さ〜ん！」と曲名のごとく観客をジャンプさせる。…が、「まだまだいけますよって方？」(RYO-Z)と楽しく挑発。盛り上がらないわけがない。

そしてMCではセクシーな“ワーオ”のSEがなぜか響き、激ゆる感も。そして「ダンスミュージックぶち込んでよろしいでしょうか？」(RYO-Z)と、夏感200％のナンバーを連続投下開始！

一投目はディスコ・ファンクのグルーヴで『SLY』。ステップとターンもキメ、まさに先ほどの“ワーオ”。そして「夏なんでね…」(RYO-Z)とくれば、『太陽とビキニ』。PESの少し鼻にかかるスイートな歌声と5人のクロールな(？)ダンスにキュンとさせられるが、さらに「最高気温38度のWEST GIGANTIC CITYLANDが俺たちの楽園だ！」(RYO-Z)と、『楽園ベイベー』へ。メンバーはボックスステップ、会場は手を左右に揺らし、The・フェス！　ILMARIのメロウなボーカルにもうっとりで、リラックスムードも半端ない。そして次はジャジーなトラックでゾクゾクさせる『熱帯夜』へ。“Uh”“Ah”のコールも起こり、無になる楽しさだ。しかし「気持ちいい時間はあっと言う間。もう1曲だけつながってもらっちゃってもいいでしょうか？」(RYO-Z)というヒントで遂に最後の『JOINT』！　当然おなじみのタオル回しも。会場にはタオルの花畑が出現し、ハッピーヴァイブレイションに満たされた。

幸福で満腹にさせてくれる、さすがのアクト。2017年8/6の、世界一、シャツと短パンとサングラスが似合うハッピーマンは“RIP”に勝手に認定！

Writer 服田昌子、Photo 森 好弘