LEGO BIG MORL
LEGOが会場を彩り、揺らし変えた。
8/6 SUNCOAST STAGE
太陽が隠れて涼しげな舞洲。演奏が始まる前のリハーサルでは、「まだ4分時間あるねんて。スイカ割りしようっていうたやん!」とステージの上で雑談を繰り広げ、和やかな雰囲気で始まったLEGO BIG MORL。
しかしそんなムードとは裏腹に始まったのは『RAINBOW』即座にコール&レスポンスで客を煽り、それに応えるように飛び跳ね、声を出し、踊りだすオーディエンス。会場を早速、熱気に包んだ後、『Wait?』で鳴らし、パワフルな歌声を会場の後ろの海にまで響かせるカナタタケヒロ(Vo&Gt)。思わず後ろで体を休めていた人たちも足を前へと進めるのが目に留まった。
『あなたがいればいいのに』では、彼らにしか出せない、壮大なステージを作り上げる。MCではタナカヒロキ(Gt)が「ええ歌やろ」と話す。笑いを取りつつも、「自分たちにしか作れないものがある。俺らは俺らにしか…あかんわ(笑)おれ今日めっちゃへたやな!新しいアルバムの曲やねんけど、とりあえずいい曲やからきいてください。」と言い、始まったのは『居場所』
MCでの言葉を裏付ける、彼らにしか出せない世界を詰め込んだ曲に、僕をはじめ会場全体が聴き入る。これがLEGOだ!と言わんばかりの曲が会場に響き渡り、大サビが終わるあたりに再び照らし始める太陽。
ドラマチックな環境も相まった、最高の演奏を”魅せ”つけた彼らを、これからも僕は観たい!
Writer SPICE WORKS.Yuto、Photo Shingo Tamai