正午の太陽の下、2日目GIGANTIC STAGEのトップバッターとして登場！　光村 (vo&g)がぐるりと会場を見渡して余裕の態勢からスタート。

まずは『THE BUNGY』のカッティングギターとワクワク感を煽るベースラインのイントロで、観客の期待感はついに爆発。「飛び跳ねろ！」(光村)の声にもすぐに反応してジャンプ。さらに挑発的なラップテイストのボーカルがすごい力で会場をリードする。そこに続くのはサビ始まりからの『エーキューライセンス』。全編に渡り響くさわやかなコーラスワーク、また甘酸っぱい詞とメロディが“夏休み感”を増幅させる。そして続くのは『ニワカ雨ニモマケズ』。突き抜けるサビやパワフルなドラムなどに誘われ会場にはハンズアップの花が咲き乱れる。

MCでは強烈な暑さを気遣いつつも「せっかくのいい天気なんで思い切り楽しんでいこうぜ！」(光村)と言葉で盛り上げる。そしてここから夏のキラーチューンゾーンへ！

まずはおなじみ『手をたたけ』で大クラップ大会の様相。その見事なシンクロ具合は、6つもあるモニターに映るクレーンからの映像やメンバーの笑顔からも見て取れ、フェス気分を高める。

そして次は静かに始まるピアノのイントロで空気を変えてからの『夏の大三角形』。エバーグリーンなメロディと光村の熱を帯びた歌声で曲はますます感傷的に…。このラブソングにひと時酔いしれると、ついにラストの『天地ガエシ』。マーチのリズム、バイオリンも入るアイリッシュテイストなど次々に展開し、楽しみどころ満載。「踊ろうぜ！ 大阪」(光村)の煽りで観客も自由にダンス！ これぞフェス！という光景を生み全6曲を終了した。とにかく盛り上げ上手な“NICO”のおかげで、2日目も良い1日になりそうな予感！

Writer 服田昌子、Photo 森 好弘